長居植物園ブログ
園長、スタッフの散策日記や植物のいろんなお話
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長居植物園は、広さ24.2haの緑に囲まれた都会のオアシスです。四季折々の花が楽しめます。
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紫色のぼんぼり「ヤナギハナガサ」
ヤナギハナガサがバタフライガーデンで咲いています。
クマツヅラ科クマツヅラ属に属する植物で、サンジャクバーベナともいいます。
南アメリカ原産で、日本には園芸植物として導入されましたが、野生化して空き地や道端などに生えていることがあります。
[ 2016/06/30 17:00 ]
開花状況
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暦と植物「小暑」
みなさま、暦と植物の十九回目です。
第十九回目は「小暑」です。
「梅雨が明けて本格的に夏になる時期」を指します。
今年の小暑は7月7日です。
今年の小暑は七夕の節句ですか。
おそらく、その頃にはまだ梅雨明け宣言は出ていないでしょうね。
気象庁の発表だと近畿圏の梅雨明けは例年7月21日頃だそうなので。
折角の七夕なので、晴れるといいですね。
さて、長居植物園のこの時期のおすすめの花はもちろん、これ。
ハスです。
小暑の日もちょうど早朝開園の真っ只中。
朝7時30分から開園しています。
早朝開園の期間は7月2日~10日で、4日(月)も臨時開園致します。
ハスは、仏教では釈尊が蓮華の上で瞑想する絵が描かれ、極楽浄土の象徴とされています。
また死後に極楽浄土に往生し、同じ蓮花の上に生まれ変わって身を託すという思想があり、「一連托生」という言葉の語源にもなっています。
[ 2016/06/30 10:00 ]
暦と植物
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縁起を担いで改名「ヨシ」
ヨシが咲いています。
イネ科ヨシ属の植物です。
平安時代までは「アシ」と呼ばれていましたが、時代が下ると「アシ」が「悪し」を連想させ、縁起が悪いとして「良し」を連想する「ヨシ」となったそうです。
まっすぐに伸びる茎は木化し、竹ほどではないにせよ材として活用できます。
古くから様々な形で利用され、日本では稲刈りの後に芦刈が行われ、各地の風物詩となっていました。
軽くて丈夫な棒としてさまざまに用いられ、特に葦の茎で作ったすだれは葦簀(よしず)と呼ばれ、今でも利用されています。
[ 2016/06/28 13:00 ]
開花状況
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カエデとは全くの別物だよ「モミジバフウ」
モミジバフウが実っています。
別名をアメリカフウといい、その名の通り北アメリカ中南部から中央アメリカが原産です。
日本へは大正時代に渡来し、街路樹などに利用されています。
フウには「楓」の字があてられますが、ムクロジ科カエデ属のカエデとは全くの別物です。
モミジバフウはフウ科フウ属に属する植物です。
[ 2016/06/27 13:00 ]
植物
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柑橘類ではありません「ピンクベルガモット」
ハーブ園でピンクベルガモットが咲いています。
一般にベルガモットというとダイダイとマンダリンオレンジの交配種を指しますが、ピンクベルガモットはシソ科の植物です。
ピリッとした風味があり、生のままあるいは乾燥させてお茶や料理に利用されます。
ハーブティーにする場合、単体で使うと口の中がピリピリとするので、レモングラスなどと混ぜて利用することが多いです。
[ 2016/06/26 13:00 ]
開花状況
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秋の花だけど…「ハギ」
ハギが咲いています。
ハギとはマメ科ハギ属に属する植物の総称です。
ですので、品種によっては夏頃から咲くものもあり、花期は全体で7月~10月とされています。
長居植物園では、昨年末からの暖冬の影響か、花木の開花が全体に早まっていますので、6月末にハギの花が観察できます。
ハギは古くから日本人に親しまれてきた植物で、その証拠に万葉集にはハギを歌ったものが142首も登場します。
牡鹿とともに歌われたものが特に多いです
ちなみに、次に多いのはウメで119首だそうです。
[ 2016/06/25 13:00 ]
開花状況
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パセリらしくない「イタリアンパセリ」
バタフライガーデンでイタリアンパセリが咲いています。
セリ科オランダゼリ属の植物です。
日本で一般的なカールパセリは葉が縮れているのに対し、イタリアンパセリの葉は平面的で、風味や香りが柔らかいのが特徴です。
ここで一つ、少し怖い話をします。
イタリアンパセリを含むオランダゼリ属の植物は「アピオール」と呼ばれる成分を多く含んでいます。
このアピオールは、医学的には精油または純粋物質として月経不順の治療に用いられるのですが、過去には中絶薬として用いられていたそうです。
この有名な古代ギリシャの医師ヒポクラテスは、パセリは流産の原因になると著書の中で記述しています。
日本では、あまり好んでパセリを食べる人はいませんが、妊娠中の方は特に気を付けた方が良いかもしれません。
[ 2016/06/25 10:00 ]
開花状況
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ひまわりを植えました
6月23日、お天気が心配でしたが、雨もあがり、
ひまわり8,000株をボランティアのみなさんと植えつけました。
植えつけた品種は
大部分は高さ120cmくらいになる ヒマワリ サニーキッズ、
ほかに、昨年に続き、北海道北竜町さんから頂いた夏リンゾウ、
濃い赤い色のプラドレッド、
高さが45cm程度のグッドスマイル、
ダブルダンディーは高さ80cm、花弁の根元がほんのり赤色、
草丈50cm程度のビッグスマイルを
栗の木の周辺に植えつけました。
この苗は種植えからボランティアのみなさんにご協力いただき、作ったもの。
見頃は夏休み入ったくらいの予想。
去年のようなすばらしいヒマワリ畑になりますように。
[ 2016/06/24 16:00 ]
ボランティア
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虫よけに使えるよ「サントリナグリーン」
ハーブ園でサントリナグリーンが咲いています。
小さな玉のような頭状花序をつけ、キク科ですが舌状花をもちません。
同様の花を咲かせる品種にサントリナシルバーという、白葉のものも近くに植栽されています。
サントリナグリーン、サントリナシルバーともに防虫効果があり、ポプリなどにしてクローゼットや引き出しに入れておくと良いとされています。
[ 2016/06/24 13:00 ]
開花状況
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風邪に効くハーブ?「エキナセア」
バタフライガーデンでエキナセアが咲いています。
別名をムラサキバレンギクといい、エキナセアという呼び名は属名のEchinaceaに由来します。
北アメリカ原産で先住民である平原インディアンの間で、薬草として様々な用途に利用されていたそうです。
ヨーロッパではハーブティとして飲まれるほか、炎症や傷の治療にも用いられていたらしく、伝統生薬製剤の欧州指令に従い医薬品ともなっています。
多くの人が、エキナセアには免疫力を高める効果があると信じており、風邪やインフルエンザの時に使われているそうです。
[ 2016/06/24 10:00 ]
開花状況
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ナス科の代表選手「ナス」
キッチンガーデンでナスが咲いています。
写真のナスは通常の紫色のものですが、キッチンガーデンでは緑や白のナスも植えられています。
それらのナスは、花は薄紫色、茎はなんと緑です。
比較してみるのもおもしろいかもしれません。
[ 2016/06/23 13:00 ]
開花状況
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日本でいう柿と同じ「トマト」
トマトが実っています。
ヨーロッパには「When tomatoes become red, doctors become blue.(トマトが赤くなると、医者が青くなる)」ということわざがあり、日本の柿と同じく健康によい食品とされています。
トマトスクールの収穫日も近付いていますね。
さて、赤くなってくれるでしょうか。
[ 2016/06/22 13:00 ]
植物
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おっきくなあれ「カキノキ」
カキノキが実っています。
植物学的には、「カキ」ではなく、「カキノキ」といいます。科も属もカキノキです。
写真の先端についているものが花の残骸、将来ヘタになる部分は萼だった部分です。
「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど、栄養価が高い食品として知られています。
残念なことに、植物園には渋柿ばかりですが…
[ 2016/06/21 13:00 ]
植物
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半分だけの白粉「ハンゲショウ」
ハンゲショウが咲いています。
和名の由来には諸説あり、七十二候の1つ半夏生(半夏(カラスビシャクが生える時期)の頃に咲くから、葉が半分だけ白くなるので「半化粧」、これが後世に半夏生という字があてられるようになったなどいった説が有名です。
ちなみにですが、今年の半夏生は7月1日です。
半夏生は夏至の末候にあたり、昔は夏至から11日目を指しました(現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっています)。
[ 2016/06/17 13:00 ]
開花状況
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愛の花「アガパンサス」
アガパンサスが咲いています。
別名をムラサキクンシランといいますが、クンシランとは縁も所縁もない全くの別物です。
アガパンサス(Agapanthus)は、この植物の属名でもあり、ギリシャ語で愛を意味する「agape(アガペ)」と花を意味する「anthos(アントス)」の合成語です。
そのような名前の由来をもつために、愛や恋にちなんだ花言葉をもちます。
恋の訪れ・知的な装い・愛の訪れ・恋の季節・恋の便り・実直・優しい気持などなど。
アジサイ園と情報センター前の流れ付近に植栽されています。
あまり目立つ方ではありませんが、雨に濡れる姿はなかなか乙なものですよ。
[ 2016/06/16 13:00 ]
開花状況
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某国民的アニメのキャラクターと同じ名前「クララ」
クララが咲いています。
場所はバタフライガーデンです。
まるで、スイスにいる少女のような名前ですが、和名は根を噛むとくらくらするほど苦いことに由来します。
眩草(くららぐさ)とも書きます。
根は、苦参(くじん)という生薬であり、日本薬局方に収録されています。
ルピナンアルカロイドのマトリンという成分により、消炎、鎮痒作用、苦味健胃作用があるとされています。
しかし、毒性が高く、量を間違えると大脳の麻痺を引き起こし、場合によっては呼吸困難で死に至る場合もある恐ろしい植物です。
ちなみに、何故この植物がバタフライガーデンに植栽されているのかと申しますと、オオルリシジミと呼ばれるチョウの唯一の食草となっているからです。
近年では、クララの自生地の減少に伴い、オオルリシジミの個体数も激減しているそうです。
[ 2016/06/15 13:00 ]
開花状況
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眼鏡のハーブ?「ヘンルーダ」
ヘンルーダが咲いています。
場所はバタフライガーデンです。
ミカン科ヘンルーダ属の植物で、「ルー」または「コモンルー」などとも呼ばれます。
葉にサンショウを少し甘くしたような香りがあり、精油の原料としても用いられます。
丸みを帯びたなめらかな葉がレース状に茂り「優雅なハーブ」とも呼ばれます。
日本には、江戸時代に渡来し、葉に含まれるシネオールという精油成分が通経剤・鎮痙剤・駆虫剤などに利用され、料理の香りづけにも使われていましたが、ウルシのように接触するとかぶれるなど毒性があるとされ、今はほとんどその目的には使われていません。
また、古代ローマでは、「眼鏡のハーブ」と呼ばれるほど視力を高める効果があると信じられており、画家はこれを大量に食べていたといいます。
[ 2016/06/14 13:00 ]
開花状況
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暦と植物「夏至」
みなさま、暦と植物の十八回目です。
第十八回目は「夏至」です。
「1年で最も日が長い時期」を指します。
今年の夏至は6月21日です。
梅雨に入り、日もどんどん長くなっていますね。
夜7時でもまだまだ明るいですし、朝の5時には朝日で起こされてしまします。
じめっとした日も多いですが、今年の梅雨は比較的メリハリがきいていて、からっとしている日もありますね。
風が吹くと涼しい日もあるほどです。
さて、夏至の頃の植物といえばこれ。
しょくぽん…
ではなく、ヘメロカリスです。
ヘメロカリスには、花の色、大きさ、咲き方、花茎の長さ、花茎につくつぼみの数、開花する時間帯、その他性質などの組み合わせで多彩な品種があり、その数は3万品種以上とも言われています。
特にアメリカでは品種改良が盛んで、毎年様々な新品種が発表されています。
アメリカの改良品種は野生種から想像できないほど派手なものが多いのが特徴です。
品種により価格は100円台から数万円まで本当にピンキリです。
アメリカでの品種改良の歴史は戦前までさかのぼり、当時のニューヨーク植物園園長が、自ら原産地で採取を行うとともに、各方面から様々なものを収集し交配を行ったそうです。
それが元でアメリカでは戦後に様々な品種が作出されました。
ヘメロカリスは花そのものは1日で終わってしまいますが、次々に咲くため長く楽しむことができます。
7月の終わり頃までは十分に楽しんでいただけると思いますので、長居植物園のヘメロカリス園までいらしてみてください。
[ 2016/06/14 09:54 ]
暦と植物
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鳥のくちばしがたくさん!「ヘリコニア」
ヘリコニアが咲いています。
場所は花と緑と自然の情報センター2階アトリウムです。
オウムバナ科(
Heliconiaceae
)を構成する唯一の属、オウムバナ属(
Heliconia
)に属する植物の総称です。
熱帯アメリカ原産でオウムのくちばしが連なったような鮮やかな花序をつけます。
外側の赤や黄色の部分は花弁ではなく、苞と呼ばれる葉が変形した物です。
この大きな苞で鳥を呼び寄せる鳥媒花(鳥によって送粉を行う植物)です。
花序の形がおもしろいので、園芸の世界でも人気があり、学名のままヘリコニアと呼ばれます。
[ 2016/06/13 13:00 ]
開花状況
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水に浮く花「スイレン」
スイレンが咲いています。
ハスと違い、葉や花が水面についているのが特徴で、葉にはハスのような撥水作用はありません。
また、多くの植物では気孔(空気や水蒸気の出し入れを行う穴)は葉の裏側にありますが、スイレンでは葉の表側に分布しています。
もし、スイレンが他の植物と同様に葉の裏側に気孔をもっていたなら、息ができずに死んでしまいますね。
[ 2016/06/12 13:00 ]
開花状況
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戦いのハーブ「ヤロウ」
ヤロウが咲いています。
別名セイヨウノコギリソウ。
止血、傷口を固める効能があることで、昔から知られています。
セイヨウノコギリソウ属を意味するAchillea(アキレア)は、英雄アキレスが、トロイア戦争で負傷した兵士達にヤロウの効能を説いたことに由来します。
このような背景をもつので、ヤロウの花言葉には「戦い」や「治療」、「指導」といったものがあります。
[ 2016/06/12 10:00 ]
開花状況
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大工道具じゃないよ!「カンナ」
カンナがヘメロカリス園で咲いています。
日本人になじみ深い大工道具の「鉋」と同じ音ですが、カンナはギリシア語で「アシ(葦)」を意味し、その草姿がアシに似ているところに由来します。
日本には江戸時代前期にカンナ・インディカ(和名:ダンドク)が渡来し、現在、河原などで半野生化しているものが見られます。
現在観賞用に育てられているのは、上記のインディカをはじめとして、色々な野生種を掛け合わせてつくられた通称「ハナカンナ」と呼ばれる園芸品種のグループで、1000種以上が知られています。
「フレンチカンナ」「イタリアンカンナ」などの系統がありますが、現在では交配が多岐にわたり、そのような区別をすることはないそうです。
カンナ科はショウガ科やバショウ科などとともに、ショウガ目に分類されています。
カンナ科はショウガ目の中でも形態などが独特で、最も特殊化した科の1つだとされています。
「科」は様々な「属」で構成されていることが多いのですが、カンナ科はカンナ属のみで構成されています。
このような、1属のみ構成される「科」を「単型科」といいます。
[ 2016/06/11 13:00 ]
開花状況
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色の変わるお茶「マロウ」
コモン・マロウが咲いています。
単に「マロウ」というと南ヨーロッパ原産のウスベニアオイのことを指すのが一般的です。
このウスベニアオイの別名が、コモン・マロウです。
マロウの花で入れたお茶は鮮やかな青色から紫色で美しく(水質によって色幅があります)、レモンを入れるとさっとピンク色に変わります。
[ 2016/06/11 10:00 ]
開花状況
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野菜の花ってあまり見る機会がないですよね「ゴボウ」
ゴボウが咲いています。
花を見てください。
何かに似ていませんか?
そう、アザミです。
ゴボウとアザミは同じキク科に属しており、花がよく似ています。
それぞれ、属は異なり、ゴボウ属とアザミ属ですけど。
また、一部山里などでは、アザミの仲間の根を「山ゴボウ」と称して食べることがあるそうです。
さらに、この話には続きがあり、実は「ヤマゴボウ」という名称の植物が別に存在します。
この場合のヤマゴボウは、ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属に属するヤマゴボウ、またはヤマゴボウ属の植物の総称を意味します。
花や果実は、ゴボウとは似ても似つきません。
ちなみに、有毒で、食用にはされないそうです。
[ 2016/06/10 15:00 ]
開花状況
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ヤナギのようなオトギリソウ「ビヨウヤナギ」
ビヨウヤナギが咲いています。
キンシバイと同じオトギリソウ属に属する植物です。
漢字では、「美容柳」と書きます。
その語源は定かではありませんが、日本での通称名に「未央柳」というものがあり、それにはこのような語源があります。
白居易の『長恨歌』に「太液の芙蓉未央の柳此に対ひて如何にしてか涙垂れざらむ」という一節があります。
これは、玄宗皇帝が楊貴妃と過ごした地を訪れて、太液の池の蓮花を楊貴妃の顔に、未央宮殿の柳を楊貴妃の眉に喩えて 未央柳の情景を詠んだものです。
この一節から、美しい花と柳に似た葉を持つビヨウヤナギを、未央柳と呼ぶようになったといわれています。
そして、この未央柳から転じて、ビヨウヤナギになったのではないかと考えられています。
[ 2016/06/10 13:00 ]
開花状況
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赤の染料「アルカネット」
ハーブのアルカネットが咲いています。
花は濃いブルーのアルカネットですが、その根は赤またはピンクの染料の原料になることで知られています。
古代エジプトではこの特性を利用し、化粧品としていました。
さらに昔のヨーロッパでは若葉や花が食用に、煎じた根は痒み止めや抗菌剤などの薬用になったそうです。
しかし、近年では肝臓に有害な物質を含んでいることがわかり、食用にはされなくなりました。
[ 2016/06/10 10:00 ]
開花状況
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ネコも大好きな果物?「キウイフルーツ」
ゴールデンキウイが実っています。
マタタビ科マタタビ属に属する植物の果実は、「○○キウイ」として販売されることがあります。
このゴールデンキウイも、オニマタタビという和名をもちます。
一般的な緑色のキウイフルーツの名称にはこんないわれがあります。
1959年、ニュージーランドからアメリカにキウイフルーツが輸出されるにあたり、ニュージーランドのシンボルである鳥の「キウイ (kiwi)」に因んで命名されました。
つまり、果実の形がキウイに似ているから命名されたとよく言われますが、果実と鳥の見た目の類似性から命名された訳ではなく、単にニュージーランド産の果実であることをアピールするための名称だったというわけです。
ちなみにですが、マタタビに近縁であることから、幼木や若葉はネコ害を受けることもあります。
[ 2016/06/09 15:00 ]
植物
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スパイスにならない方「ウコン」
ハーブ園でウコンが咲いています。
ウコンはショウガ科ウコン属に属する植物で、英名はターメリックです。
インド原産で、紀元前からインドで栽培されており、伝統医学のアーユルヴェーダやインド料理に使われ、また、根茎に含まれるクルクミンは黄色い染料の原料としても広く用いられてきました。
和名の元となった 「鬱金」は「鮮やかな黄色」という意味です。
しかし、この黄色いウコンとは春に咲き、染料や健康食品となる春ウコン(ワイルド・ターメリック)のことであり、苦みが無くオレンジ色で、日本のカレー粉などに用いられる秋ウコン(ターメリック)とは別物です。
[ 2016/06/09 13:00 ]
開花状況
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勇気を与えるハーブ「タイム」
タイムが咲いています。
古代エジプトではミイラを作る防腐剤として使われ、ギリシャ人は入浴や神殿で焚く香として使っていたそうです。
中世、持ち主に勇気をもたらすと信じられており、しばしば女性は騎士や戦士にタイムの葉を添えた贈り物をしたそうですよ。
[ 2016/06/09 10:00 ]
開花状況
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お茶の木?「メラレウカ」
メラレウカが咲いています。
メラレウカは、フトモモ科コバノブラシノキ属に属する植物の総称で、キャプテン・クックがこの葉をお茶として飲んだことから、ティーツリーとも呼ばれています。
葉に殺菌力および抗感染力があり、オーストラリアの先住民アボリジニが万能薬として愛用していたと言われています。
現在も、葉や茎からエッセンシャルオイルが抽出され、ハーブとして利用されています。
[ 2016/06/08 13:00 ]
開花状況
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